- 平成13年12月31日(月曜日)
【晴】
大晦日の葬儀参列となった。
午前11時に家を出て、午後6時近くに帰宅する。
一年を締め括る日に、善意をもってこの世を生きた人を送る。
神聖な儀式にあずかったことに感謝。
この年をふり返ると、やはり試練の多い年ではあったが、反面、多くの恵みにもあずかれた年であったと思う。
来る年が平和と希望に満ちたものであるのを心から願わずにはいられない。
家族が幸せでありますように。
善意の人が平和でありますように。
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- 平成13年12月30日(日曜日)
【晴】
朝から家内共々長男の買物に付き合い、伊勢崎、大間々、桐生、太田、足利とあわただしく走り回る。
どこに行っても、年末の買物客で賑い、久しぶりに年の瀬らしい雰囲気を味わうことができた。
夕方5時近くに画室に立ち寄り、帰り路ラーメン屋に寄ってあわただしく食事を摂り、午後6時少し前に帰宅。
面白く楽しい一日となった。
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- 平成13年12月29日(土曜日)
朝、母屋に行くと、本家の叔父が今日の未明に入院先の病院で逝去したとのこと。88歳であったとか。
早朝に帰宅したそうなのでとりあえずお参りに行く。
まだ時間も早いのでご近所の人達も来ておらず、何人かの身内が葬儀社の担当者と打合せをしている中、控え目に声をかけてから客間に安置された叔父の傍らに額突く。
幸い部屋には誰もいなかったので、短い時間ではあるが、静かに祈ることができた。
午後、今年最後の塾生へのレッスンを済ませ、少し早目に帰路についた。
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- 平成13年12月28日(金曜日)
年末の掃除の約半分をこなし、年賀状を書き終えて、長男の迎えを待つ。
午後6時近くに長男が来たので実家まで連れて行ってもらう。今日は足がなくなってしまったのだ。
年末に合わせて時間的に道はかなり混雑していたが、道を選んで渋滞を避け、思ったより早く実家に着いた。
預けていた自転車を受け取り、あわただしく帰路につく。
今日は長男の誕生日。
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- 平成13年12月27日(木曜日)
【晴】
午後2時頃、突然「ドカーン」という大きな音に驚き、あわてて外を見ると、何と小型の鷹がガラス戸に激突して地面に落下し、ピクピクと痙攣しているではないか。
とりあえず助けなければと庭に降りて、そっと両手で包むように持ってみると、くちばしで突付きもせずにおとなしくしている。
急いで段ボール箱を探し、その中に入れて母屋に走った。
事情を告げて皆に来てもらい対策を相談した結果、市役所に連絡してみようということになった。
その時に県の林務事務所の佐野支所という所に届けるのが一番良いというので、電話して来てもらうことにする。
待つ間にS氏来室。夕方5時頃に事務所員到着。
連れて行く前に飛べるかどうか試そうというので、箱から出してやると、元気に飛び立っていったのでホッとする。
お礼に梟のタイピンを頂いた。
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- 平成13年12月26日(水曜日)
【晴】
インターネット出品用の作品準備と年賀状の準備に思ったより手間をとられて、年末の掃除まで手が廻らずにいる。
普段の掃除がかなり手抜きなので、どうしても年内に片付けておきたい作業のひとつ。
帰宅後パソコンを使い、長男による年賀状作りが始まるが、使った画紙が悪く、失敗が多かった。
明日はその分を補充し、出来上がったハガキを彩色する仕事が待っている。
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- 平成13年12月25日(火曜日)
【晴】
午前中は12時まで墨彩画のレッスン。
塾生を送り出し、年賀状の準備に取り掛かる。
今日は長男の薦めで初めて自主作品を使うこととなった。
そのための私製ハガキ作りがけっこう大変な作業。
午後6時、ようやく必要教材を確保し終了。
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- 平成13年12月24日(月曜日)
【晴】
天皇誕生日の振替休日だが、送り出す荷があるので画室に向う。
午前11時20分郵便局の集荷の車がやって来た。
無事送り出し、年賀状の準備に取り掛かる。やっとという実感。
世界はキリスト紀元2000年の歴史を刻み、3000年紀の最初の年のクリスマスを迎えたが、決して平和とは言い難い一年となってしまった。
ただひとつはっきりしていることは、憎しみや怒り、その帰着としての戦争が生み出すものは、非人間的なものだということ。
ともあれ今日は聖なる日。喜びと感謝の内にすごそう。
地は平和で満たされ、悲しみは癒され、争いは納まり、病者は慰めを受け、不当な貧しさは消滅し、悪は退けられ、善が尊ばれ、愛が全て包んでくれる世が来ますように。
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- 平成13年12月23日(日曜日)
【晴】
今日は亡父の祥月命日。
朝実家を訪ね、兄夫婦と共に墓参を済ませ、他に所用があるというのであわただしく辞去して帰宅する。
買物に行く家内と息子を送り出し、留守番を引き受ける。
午後8時近くに二人が帰宅。
細長い茶色の紙の箱に入ったミニウサギが一緒だった。
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- 平成13年12月22日(土曜日)
【晴、西の風】
午前中絵具の調整と肖像画用画材の手入れ。
午後オークション用日本画の習作を何点か描く。
主に花をモチーフにした作品を出品する予定。
墨からしばらく遠ざかっていたので、手がこなれてくるのには、もう少し描き込まなければならないようだ。
慎ましく静かな雰囲気の作品を心がけてみたいと思う。
風が強いので早目に切り上げ、午後4時30分帰路につく。
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- 平成13年12月21日(金曜日)
【曇のち雨】
ファンヒーターの故障を直そうと努力したがだめだった。
午後、以前から計画していた水干絵具の調整に取り掛かる。
絵具を皿にとり、にかわを入れてよく練り、粒がなくなったら少し水を加えてまた良く練って、最後に梅ばちか菊皿に移して乾燥させる。
この作業を約50色分行う予定で、今日は30色で終わり。
一枚の菊皿に約8色入るので、7〜8枚あれば充分だ。
顔彩も良いが、やはり手練りの絵具は使って納得できるのが良いと思う。
午後5時30分作業終了。雨の中を帰路につく。
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- 平成13年12月20日(木曜日)
【晴】
午前中レッスン
午後オークション落札作品の荷造りと教材作り。
夕方実家の兄夫婦が来室する。
しばらく雑談して午後5時に送り出す。
やりかけの仕事を片付け帰路につく。
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- 平成13年12月19日(水曜日)
【晴】
兄の心臓カテーテルの日。
午前10時少し過ぎに病院に行き、午前11時兄を手術室に送り終了まで待機。
無事終了を確認して帰宅する。
少し疲れているようだ。今日は休みにしよう。
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- 平成13年12月18日(火曜日)
【晴】
午前中のレッスン、生徒の体調不良のため中止となる。
昼少し過ぎに兄が入院のため日赤病院に向う。
夕方病院に寄り帰宅する。
次男がメッセージを抱えて帰りを待っていた。
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- 平成13年12月17日(月曜日)
【晴】
午前中画室にて仕事。
午後外出し夕方帰室。
午後5時30分帰路につき、寄り道をしながら帰宅する。
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- 平成13年12月16日(日曜日)
【晴】
早目に市内の何ヶ所かに出掛け午前9時頃帰宅する。
終日自宅にてすごす。
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- 平成13年12月15日(土曜日)
【晴】
午後のレッスンをキャンセルし、午前中で退室する。
今日と明日は自宅にいるつもり。
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- 平成13年12月14日(金曜日)
【晴】
私用で市内の各所と市外の何ヶ所かをめぐる。
途中画室に寄り来訪者、電話などの有無をチェックし、再び出掛ける。
冷え込みがきびしい。
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- 平成13年12月13日(木曜日)
【晴】
仕事を休み私用で一日を費やす。
こんな時に限って画室の方へ人が来たり連絡が入ったりするので、留守をしていても気が気ではないが、体はひとつしかないので仕方がないと諦め、今できることに集中することにする。
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- 平成13年12月11日(火曜日)
【晴】
午前中墨彩画レッスン
午後1時T氏来室。
具体的な指示を受けながら画面を修正し、午後5時30分終了。
T氏を駅に送り、何ヶ所かめぐり帰宅する。
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- 平成13年12月10日(月曜日)
【晴】
今日来室予定のT氏、都合で明日に変更。
墨彩画レッスン用教材作りに手間取り一日が終わる。
早目に切り上げ、寄り道をしながら帰路につく。
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- 平成13年12月9日(日曜日)
【晴】
朝、足利健康ランド、イトーヨーカ堂とその周辺、渡良瀬川などを自転車でめぐる。
西風が強く橋の上は歩いて渡った。
午後は画室に行かず自宅ですごす。
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- 平成13年12月8日(土曜日)
【晴】
午前11時画室着。
午後2時塾生来室、午後4時終了。
すぐに帰路に着く。
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- 平成13年12月7日(金曜日)
【晴】
レッスン用の原画を何枚か描き、仕事が忙しくなっても大丈夫なように準備する。
当分は野外レッスンがないので体は楽になる反面、少しストレスがたまるようだ。
このところ画室の行き帰りに少し遠回りして、駐車場の車をチェックしている。人探しのための空しい行為だ。
今日も少し遅くなるが、南に下ってから家に向う予定である。
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- 平成13年12月6日(木曜日)
【晴】
朝、所用で警察に行く。
いつもより遅く画室に着くと、兄が心配そうにしていた。
兄もこの頃では義姉が休みの時はつれて行ってもらうようだが自分で車の運転ができるほど回復して、病院にも一人で行くようになった。
時に人は様々の思いに関わりなく静かに流れて、今日も夕暮がおとずれ、やがて帰宅の時間を迎えた。
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- 平成13年12月5日(水曜日)
【雨】
車で行こうかと思ったが、合羽を着て自転車に乗る。
作品を送り出し、次の仕事の準備を終えて、夕方早目に帰宅する。
今日、試練の日々のはじまりとなった。
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- 平成13年12月4日(火曜日)
【晴】
捻画のレッスンが始まった塾生の作品がなかなか良い。
写生をしっかりしてきた成果があらわれているようだ。
筆の運びを注意深く見守り、必要に応じて助言をする。
よほどの時でない限り、加筆することなくレッスンを進めて行く。
いつものことながら気の許せない2時間となる。
午後、肖像画を仕上げる。
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- 平成13年12月3日(月曜日)
【晴】
午前、依頼主が来室。
細部の指示を受け、しばらく雑談し、JRの駅までお送りする。車内でご子息を山で失ったことを知り絶句。東大大学院在学中の富士山での遭難であったという。
帰路、ご子息の冥福を祈りつつ画室へと急いだ。
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- 平成13年12月2日(日曜日)
【晴】
仕上げ近い肖像画をじっくりと描き込む。
明日は依頼主が下見に来る予定。
完成少し前で筆を止め、明日の指示を待つ。
今日は日曜なので見学者がちらほらと顔を覗かせる。
最近は少し慣れたので、かまわずに仕事をしていると、かえって気が楽なのか気軽に話しかけてきてくれる。
その内に土間に茶道具でも出しておくか。
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- 平成13年12月1日(土曜日)
【晴】
午前中、臨時のレッスンがあり、午後も一人レッスンがあるので、少し大変な一日となった。
肖像画が本業であることを忘れてはなるまい。
かと言って画塾もおろそかにできないので休む暇なし。
今年はこんな調子で行き、来年はまた考えることにしよう。
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